お菓子メーカー勤務のサラリーマン 巻数:20巻 昔なじみのこの土地では、梅の花が昔と変わらない香りで咲いています。, 【意味】 【ふくからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ】小倉百人一首から、文屋康秀の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について解説しました。また、くずし字・変体仮名で書かれた江戸時代の本の画像も載せております。

成立:905年 巻数:20巻 歌数:1200首 編纂者:紀友則 (きのとものり) 、紀貫之 (きのつらゆき) 、凡河内躬恒 (おおしこうちのみつね) 、壬生忠岑 (みぶただみね) 『古今和歌集』は、醍醐天皇の命で作られた、初の勅撰和歌集です。

紫草がたった一本あるために、その紫草が生えている武蔵野の草がすべて懐かしく思える, 【歌に込められた想い】

秋になったと目にははっきり見えないけれど、風の音ですでに秋が来ていることに気づく, 『古今和歌集』には、「女性の美」や「季節の推移」をテーマにした歌がたくさん集録されています。, 【意味】

都内の私立大学 文学部国文学専攻出身

思い余って言葉足らず。しぼんだ花の美しさがなくなったのに、匂いが残っているようなもの, 文屋康秀… 趣があるようで、強くはない。身分の高い女が病に悩むところがあるのに似ている。, 【意味】 編纂者:紀友則(きのとものり)、紀貫之(きのつらゆき)、凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)、壬生忠岑(みぶただみね), それ以前に作られた『万葉集』に比べ、歌人が貴族や僧侶、尼僧に偏っているのが特徴で、上流階級の歌集ともいえます。, 漢文ができなければ出世できないし、漢詩が作れなければ宮廷の宴会で目立つこともできない。, そんな時代にあって、紀貫之は『新古今和歌集』の冒頭(仮名序・序文)でこう記します。, 【意味】 <出典:wikipedia> 古今和歌集. ②山から吹く風。「ささなみの比良―の海吹けば釣する海人の袖かへる見ゆ」〈万一七一五〉, 文屋康秀は縫殿助宗于(ぬいどののすけむねゆき)の子。生没年未詳。清和(せいわ)天皇・陽成(ようぜい)天皇の時代(858~884年)の人。元慶(がんぎょう)3年(897)頃まで活躍したとされます。自身も縫殿助になりましたが、身分の低い役人でした。, 中務省(なかつかさしょう)にあった役所で、女官(にょうかん)(女性の官人)の人事や、宮中の衣服の製作を担当したところです。, 六歌仙とは、905年につくられた『古今和歌集』の仮名序(かなじょ)(漢文ではなく仮名文で書いた序文だから「仮名序」と言う)に、紀貫之(きのつらゆき)がすぐれた歌人として名前をあげた6人のことを指します。康秀の歌に対する貫之の評価は次のとおりです。本文引用は『新日本古典文学大系 古今和歌集』(14ページ)によります。, 文屋康秀は、言葉は巧みにて、その様(さま)身に負はず。言はば、商人(あきびと)の、良き衣(きぬ)着たらむがごとし。(文屋康秀は、言葉は巧みだが、作者の品格にあわない。たとえて言えば、商人が自分に不釣りあいな上等な衣服を着ているようなものだ。), 六歌仙は康秀のほかに、在原業平(ありわらのなりひら)、僧正遍昭(そうじょうへんじょう)、喜撰法師(きせんほうし)、大友黒主(おおとものくろぬし)、小野小町(おののこまち)があげられています。, こちらは小倉百人一首の現代語訳一覧です。それぞれの歌の解説ページに移動することもできます。, 百人一首の意味と文法解説(29)心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花┃凡河内躬恒, こころあてに折らばや折らむはつしものおきまどはせる白菊の花 スポンサーリンク 小倉百人一首から、凡河内躬恒の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理し …, 百人一首の意味と文法解説(25)名にし負はば逢坂山の真葛人に知られでくるよしもがな┃三条右大臣, 名にしおはば逢坂山のさねかづら人に知られでくるよしもがな スポンサーリンク 小倉百人一首から、三条右大臣の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理しま …, 百人一首の意味と文法解説(23)月見れば千々にものこそ悲しけれ我が身ひとつの秋にはあらねど┃大江千里, 月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど スポンサーリンク 小倉百人一首から、大江千里の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理しま …, 百人一首の意味と文法解説(26)小倉山峰のもみぢ葉心あらばいまひとたびのみゆきまたなむ┃貞信公, をぐらやま峰のもみぢば心あらば今ひとたびの行幸待たなむ スポンサーリンク 小倉百人一首から、貞信公の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理しました。 …, 百人一首の意味と文法解説(28)山里は冬ぞさびしさまさりける人めも草もかれぬと思へば┃源宗于朝臣, 山里は冬ぞさびしさまさりける人めも草もかれぬと思へば スポンサーリンク 小倉百人一首から、源宗于朝臣の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理しました …, 運営者 : honda 言葉は巧みだが、形が内容に合っていない。商人がいい服を着ているようなもの, 宇治山の僧・喜撰… 2020 All Rights Reserved.

百人一首の意味と文法解説(21)今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな┃素性法師.

今回は、「古今和歌集」収録和歌の現代語訳(口語訳・意味)・品詞分解・語句文法解説・修辞法(表現技法)・おすすめ書籍などについて紹介します。古今集・巻1・春歌上・41 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)春の夜、梅の花をよめる(春の夜、梅の花を詠んだ歌。 趣味は歌舞伎鑑賞(2012年~) たった一人の愛おしい女性のために、その人と縁のある人々はみな愛おしく思える, 漢詩よりも軟らかく、感情に寄り添い人間味のあるイメージに浸れるのが、和歌のいいところかもしれません。. 人の気持ちは変わりやすいというので今はどうか分かりませんが、 桜の花はむなしく盛りを過ぎてしまった。春の長雨の間、私がこの世をすごしていくために、物思いをしている間に, 【意味】 歌舞伎の観客のすそ野を広げるには古典教育から見直す必要があると考えているので、このブログで古文にまつわる情報を発信しております。, Follow @Ogura_HyakuIchi それがなかに、むめをかざすよりはじめて、ほとゝぎすをきゝ、もみぢをゝり、ゆきをみるにいたるまで、又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、あきはぎなつくさをみてつまをこひ、あふさか山にいたりてたむけをいのり、あるは春夏あき冬にもいらぬくさ〳〵の歌をなむ、えらばせたまひける。すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。, かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。, この著作物は、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の発効日(2018年12月30日)の時点で著作者(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者)の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)50年以上経過しているため、日本においてパブリックドメインの状態にあります。, https://ja.wikisource.org/w/index.php?title=古今和歌集仮名序&oldid=132777. 「事繁み相問はなくに梅の花雪に―・れて移ろはむかも」〈万四二八二〉。「吹くからに秋の草木の―・るればむべ山風をあらしといふらむ」〈古今二四九〉, ①山の中の風。「―に桜吹きまきみだれなん花のまぎれに君とまるべく」〈古今三九四〉

②ちょっと…するだけで。ほんの…するだけで。「吾妹子を相見し―事(噂)そさだ多き」〈万二五七六〉。「吹く―秋の草木のしほるればうべ山風を嵐といふらむ」〈古今二四九〉, 《シヲリの自動詞形。植物が雪や風に押されて、たわみ、うなだれる意》 !.All Rights Reserved.

古今和歌集仮名序 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける。 よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。, このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。, かくてぞはなをめで、とりをうらやみ、かすみをあはれび、つゆをかなしぶこゝろことばおほく、さま〴〵になりにける。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。, なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。, そも〳〵歌のさまむつなり。からのうたにもかくぞあるべき。 スポンサーリンク

①…だけで。「君が目の恋(こほ)しき―泊ててゐて」〈紀歌謡一二三〉

Tweets by Ogura_HyakuIchi. 言葉がわずかで、始めと終わりがはっきりしない。秋の月を見ていると暁の雲に隠れたようなもの, 小野小町… 仮名序は、かなで書かれたわが國最初の散文であり、和歌の本質と効用、和歌の起源とその形式の成立、短歌の発達と現況、古代和歌の性格、和歌史と個人評、「古今集」の成立事情とその構成、撰者の抱負について述べる文学表現である。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); Copyright© かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。あはれなるやうにてつよからず。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。おほとものくろぬしは、そのさまいやし。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。, かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりもしげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろ〳〵のことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 力も入れないで天地を動かし、目に見えない鬼神ですら感動させ、男女の仲も和らげ、勇ましい武士の心も慰める。それが歌なのです。, 漢詩の盛んな時代に、「和歌には人だけでなく天地の神々や鬼神をも感動させる力がある」と書いた紀貫之。, 在原業平… ①押されて、うなだれる。勢いがなくなる。 歌数:1200首 花に鳴くウグイスや水に住む蛙の鳴き声を聞くと、生きているもので歌を詠まないものなどあるでしょうか!?? 小倉百人一首から、文屋康秀の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理しました。, ふだん我々が使っている字の形になおした(翻刻と言う)ものと、ひらがなのもとになった漢字(字母)も紹介しておりますので、ぜひ見比べてみてください。, ちょっと風が吹くだけで秋の草木がぐったりするので、なるほど、それで山から吹く風を「嵐」と言うのだろう。, ※「山」の字と「風」の字をあわせたら「嵐」という漢字ができます、という言葉あそびの歌です。これは漢詩の「離合詩(りごうし)」の流れを受けついだよみ方です。『古今和歌集』にはほかにも、「雪ふれば木(き)毎(ごと)に花ぞ咲きにけるいづれを梅とわきて折らまし」(※雪がふるのでどの木にも雪の花が咲いたことだ。どれを梅だと区別して折ったらよいだろう。「木」の字と「毎」の字をあわせたら「梅」の漢字ができる。)という歌もあります。, ※終止形接続の助動詞「らむ」の解説は「古典の助動詞の活用表の覚え方」をご覧ください。, ※特記のないかぎり『岩波 古語辞典 補訂版』(大野晋・佐竹昭広・前田金五郎 編集、岩波書店、1990年)による。, 〘助〙

成立:905年 ©Copyright2020 日本の歴史を分かりやすく解説! この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのより〳〵にたえずぞありける。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。, こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。 百人一首で始める古文書講座【歌舞伎好きが変体仮名を解読する】 , そのむくさのひとつにはそへ歌。おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた, いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人〴〵をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろ〴〵をみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、つくばやまにかけてきみをねがひ、よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、ふじのけぶりによそへて人をこひ、まつむしのねにともをしのび、たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、をとこやまのむかしをおもひいでゝ、をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。又春のあしたにはなのちるをみ、あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、したしかりしもうとくなり、あるはまつ山のなみをかけ、野なかの(し)みづをくみ、あきはぎのしたばをながめ、あか月のしぎのはねがきをかぞへ、あるはくれたけのうきふしを人にいひ、よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。, いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。うたにあやしうたへなりけり。人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。