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LiveShell.Xは、HDMI入力とステレオミニ入力でオーディオを受けて配信することができる構造。我々の番組ではVR-4HDでオーディオ部分もしっかり作り込んだ上で映像とともにHDMIに送っていたのだが、ATEM Mini Proではどうするのか。ここが結構戸惑う部分ではあった。, まず入力端子を見てみると、アナログライン入力などが存在しない。あるのは映像を兼ねたHDMIの4つの入力と、プラグインパワー対応のステレオマイクの入力端子が2つあるのみ。, これまでは+48Vのファンタム電源対応のコンデンサマイクを接続して使っていたが、今回はトーク用にちょっと古い機材だがEDIROL「CS-15」というプラグインパワー対応のマイクを使用した。すると、結構いい感度で音を入力できそうだ。しかも、ATEM Software Controlのオーディオ設定を見てみるとミキサー画面があり、このマイク入力や各HDMI入力に対してもEQやダイナミクスの設定が可能。ここではHDMIはそのままスルーで通したが、マイクには軽くコンプ・リミッターを掛けるなどして使ってみた。, 追記:マイク入力だが、ATEM Software Controlで設定を変更することでライン入力にも切り替えられるようだ。, 5月5日は多田氏のほかに、シンガーの小寺可南子さんをゲストに招くことになったので、その二人を番組内に登場させ、映像とオーディオを出す必要があるのだが、実はこれが少し厄介だった。, 本当はそんなに難しいものではなく、1台別のPCを用意してDiscordを動かし、そのビデオ出力、オーディオ出力をHDMIに設定するだけの話なのだが……。, 本題とはズレるが、Mac版のDiscordが、オーディオインターフェイスとの相性が悪いケースがあるらしく、多田氏の環境がどうしてもうまく動かないため、本番直前にDiscordを使うのを諦めてZoomに変更。それで小寺さんも接続してうまくいったのだが、オーディオをHDMI出力にしてしまうと、Zoomの音をPCでモニターできないのだ。, ATEM Mini Proにヘッドホン出力などがあればいいのだが、それが無いのはちょっと扱いづらいところ。ATEM Mini Proの出力先のディスプレイがオーディオ機能を持っていればそこでモニターできるはずだが、あいにく今回使ったディスプレイにはオーディオ機能がないため音が出せない。, そこで思いついたのが、前回・前々回の実験において、小岩井ことりさんに教えてもらったソフト、VoiceMeeter Bananaを使う方法だった。このソフトは入出力を自在にルーティングでき、ミックスしたり、分岐したりもできるのでこれをうまく活用するのだ。, 具体的にはZoomの出力先をVoiceMeeter Bananaに設定。その出力をHDMIと今回接続していたローランドのオーディオインターフェイス「Rubix 24」にそれぞれ送るというもの。こうすればRubix 24でZoomの音がモニターできると同時に、同じ音をATEM Mini Proに送ることができ、無事に使うことができた。, 一方で、事前に用意しておいたビデオを流したり、PCからの音を配信するために、Zoom用のPCを使うこともできたが、それだとそのビデオを再生中に、Zoomからの映像をピクチャーinピクチャーで表示させるといったことができないし、同じマシン内で複数ソフトを起動すると操作ミスやトラブルが発生しやすいので、さらにもう1台別のPCを用意した。, 当初これにiPadを使うつもりだったのだが、どうもうまくビデオ出力ができなかったので、急遽最近使っていなかったノートPCを引っ張り出して、それを利用したわけだ。, さらに手元の機材を映し出すための小型カメラとして、ズーム「Q2n-4K」をHDMIに接続。どのHDMI入力に何を接続したかを間違えないようにするためにラベルを貼ったりしたのだが、Zoomとズームを混乱して、操作ミスをするなどがあったのは、ご愛嬌といったところか……。このようにいろいろつないだ状態を図にしてみたのが下記のようになる。, いっぱいの機材を繋いで、すべて一人で操作するので、ほかにも操作ミスがあって、音をミュートしたままになっていたり、違う画面を映してしまうなど、人為的なトラブルはいろいろだったが、大きな事故もなく2時間番組を配信することはできた。, それはピクチャーinピクチャーの融通性だ。どうしても普段使っているVR-4HDと比較してしまうのだが、ATEM Mini Proは小さいほうの映像がHDMI1固定となっているので、別の映像を小さく表示しようと思ってもできないのだ。, マニュアルで調べてみると、ATEM Software Controlを使うことで小さい映像を切り替えることはできるようだが、一人で操作している際、このボタン操作をするのが精いっぱいで、リアルタイムにソフトウェア画面を操作するのは現実的ではないので諦めた。, さらに気にかかったのが、ピクチャーinピクチャーのサイズが20%の小さなサイズに固定されてしまうところだ。これについてもATEM Software Controlで大きさを変えることができたが、ピクチャーinピクチャーの場所、つまり右上、左上、右下、左下の位置ボタンを押すと、リセットされて20%に戻ってしまう。そのため、今回は30%程度に設定し、位置も左下に固定した状態でピクチャーinピクチャーのON/OFFの設定をするだけにしたので、なんとかサイズをここに固定することができた。, XMLファイルを操作することで、ある程度のカスタイマイズはできるほか、操作手順を記録してボタンに割り当てるマクロ機能などもあるようなので、このピクチャーinピクチャーについても解決手段があるのかもしれないが、この点はまた改めて試してみようと思っている。, 前述の通り、出力用に接続したディスプレイがオーディオ出力機能を持っていればいいのだが、そうでないため、ここはレベルメーターだけを頼りに配信という形になってしまった。, もちろん、ニコニコ生放送やYouTube Liveで配信されてきたものを視聴することで、モニターすることは可能だが、それだとどうしてもタイムラグが出る。ニコニコ生放送は10~15秒程度だが、YouTube Liveでは1~2分近いタイムラグとなるので、この音を聴いていたのでは遅すぎる。, 方法としては、OBSのモニター設定で配信用音声をオーディオインターフェイスから出力するという手もあったが、それでも微妙なディレイが発生してしまうのが気持ち悪いので、使わなかったのだが、本番の配信をスタートしてから、やはり設定しておくべきだったと後悔したのは後の祭り。, なお、後から知ったのだが、ATEM Mini ProはMIDIコントロールという機能があり、Mackie Contorol互換の機材があれば、フェーダー操作などもできるとのこと。もっとも、ボタン操作でさえ精いっぱいなので、これを使えるようになるには、まだまだ先になりそうだ。, 次回に向けては、やはり最終音を確認するためにHDMIの音声分離機を導入し、ここからイヤフォンでモニタできるようにしようと思っている。これをスピーカーから聴くと、ハウリングを起こしてしまうので、イヤフォンでいつでも確認できるようにしているのは、いつもVR-4HDで行なっているのと同じ手法。, そのほかカメラの設置場所や照明の設置場所など、いろいろ変更すべき反省点はいっぱいだったが、ATEM Mini Proが確実に機能し、無事に配信ができたのは紛れもない事実だ。, VR-4HD+LiveShell.Xのシステムと比較すると、メリット・デメリットいろいろあるが、これで十分配信はできるし、より高画質・高音質できることもわかったので、正式にATEM Mini Proを購入し、次回の5月19日の番組に向けて準備を進めようと思っている。, リクルートに15年勤務した後、2004年に有限会社フラクタル・デザインを設立。リクルート在籍時代からMIDI、オーディオ、レコーディング関連の記事を中心に執筆している。以前にはシーケンスソフトの開発やMIDIインターフェイス、パソコン用音源の開発に携わったこともあるため、現在でも、システム周りの知識は深い。  著書に「コンプリートDTMガイドブック」(リットーミュージック)、「できる初音ミク&鏡音リン・レン 」(インプレスジャパン)、「MASTER OF SONAR」(BNN新社)などがある。またブログ型ニュースサイトDTMステーションを運営するほか、All AboutではDTM・デジタルレコーディング担当ガイドも務めている。Twitterは@kenfujimoto。, この機能と性能で2.4万円は競合つぶし!?